スト初日ホテ搬したら口唇ヘルペス2個できた話②

 

前回は自己紹介で終わった。

 

タイトルのスト初日のことを書く。

先に書いておくと今回も未完である。

 

長期講習の初日は、のんちゃまさんからのヒアリングとストでの設定を決めてもらった。

その後、のんちゃまさんが声かけするのを見て、なんとなくのテンポ感をつかむ。

最後に残った時間で3kkだけしたものの、実質次の日がスト初日となる。

 

長期講習では活動のメモを送ることになっている。

報告ではくちょっとしたメモ程度でもよいとのことだったが、俺は日々のレポートを送っていた。

そのレポートを元に記憶を呼び覚まして書いていく。

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4月3日
初ソロ

 

目標
・まずは声掛けになれる
・第一声以降のことは考えない
・次回講習の金曜までに地蔵克服する
・まずは酒を飲まずシラフで声をかける

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Uイン後1時間ほど地蔵。

酒をいれる。
酒を飲んだ直後に勢いで1声目をかけるが、ガンシカで再び地蔵。

 

長時間歩く。案件を目で追うだけの時間が過ぎる。

公衆電話の前で困ってそうな外国人を発見。中国人だろうか。

受話器を持つが相手に繋がらないのかすぐに元に戻す。

 

声かけのステップに話しかけようと思うが、言葉に不安がある。

「アーユーイントラブル?でええんか?」

「でも英語で返答されてもあんまりわからんやろな…」

「そもそも相手が英語できるとは限らんしな…」

 

「困ってますか?」

と日本語で声をかけた。

 

「部活の大会終わりでみんなとは解散したけど、スマホのバッテリーがなくなって迎えに来る親と連絡できない」

 

バリバリ日本人JCだった。

 

あやふやな記憶で親の電話番号を入力していたのだそう。

「モバイルバッテリー買ってくるからここで待ってて」

JCを連れて歩くわけにはいかないので、その場で待つように言い一番近くのコンビニに向かう。

 

ところが、そのコンビニにはモバイルバッテリーが売っていない。

レンタルのバッテリーならあるが俺は使ったことがない。

別のコンビニに行くにはそこそこ時間がかかる。

あの子が見捨てられたと諦め移動する可能性がある。

 

レンタルバッテリーのアプリをその場でインストールし、クレジットカードの登録をすませ借りる。

 

元の場所に戻るとまだその場にいた。

しかし、それを又貸しするのはリスクある(たぶん規約でもダメなんだろうな)

その子が返さなかったら延々と料金が加算されてしまう。

 

ちゃんとバッテリーをどこかのコンビニに返すことを伝え

「万が一返せない事情があったときだけでいいから、そのときは連絡して」

「あと保護者の人が知らん人からバッテリー借りたのを不安に思うやろうから、ちゃんと『親に伝えるように言われた』と言っといて」

と仕事で使っているインスタアカウントを教えて別れた。

 

ほんの10分後くらいにアプリに返却の通知があった。

インスタは普通にまともなアカウントなので、親からDMでお礼くるかもくらいのことを思っていたが、ブロックされていた。

ゴミカスJCがよ!

 

その後、引き続き地蔵。

まだ2声しかしていないのに終電が近い。

 

キャリーケース持ったアラツーがスマホを見ている。

低身長ぽっちゃり。

金髪のウィッグを被っているが違和感がある。

「ウィッグ」というより「ズラ」というほうが近い。

多少やばめの雰囲気がある。

なんか困ってそう。

よく見たら泣いている。

 

「困ってますか?」

本日2度目。

 

この子をホテ搬することになるが、かなり疲れる展開となる

 

つづく